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■ 練習走行と予選
 明けて今日は朝9時から練習走行、夕方に予選です。藤田さんもサポートメンバーも初めての走行なので緊張します。
朝テントについてみると、もう他のチームはゾロゾロと集合済みでちょっと出遅れてます。走行30分前にはもう気の早いエントラントが並び始めました。勝手が分からないので、とりあえず並べようとの事で急いで支度し列へ。案の定まだ全然早いです。ww列の中でいろいろと話しながら点検や調節をします。
 時間になりコースへ、我らがGTAが初めてPAUのコースを走ります。気の早い車から次々とコースへ。コースへ出て行く後ろ姿はいつものGTAですが、なにか誇らしげです。いつものエンジン音とともにストレートの奥へ消えて行きました。数秒後、速い車はもうストレートに帰ってきました。速い!みんな本気です。若干右へ曲がりながら1コーナーへ続くのですが、そこを全開で全車駆け抜けます。
 GTAも続いて来ました。他と比べるとストレートの右ドックレッグを、若干傾きながら立ち上がって来ます。それもそのはず、足回りは前回のACCRのままで、公道ラリー仕様です。今回も公道コースなのでターマックラリーと基本的には一緒だろうとの事でそのままでした。(実際には時間がなかったのですが。ww)おまけにタイヤはダンロップのCR65でCRBBも外してます。
 20分間の走行を終え、藤田さん開口一番「全然タイヤが食いつかない」!そのため全開にも出来ず、エンジンの調子もわからないとの事でした。タイムも最高1分53秒と、トップの35秒(ポルシェ?)には遠く及びません。このレースは、車格によってピットストップのタイムが決められたハンディーキャップレースで、最後にはFIAで定められた係数をかけて勝敗を決定するので、単純にタイムだけで決められませんが、それでも大きなタイム差です。しかし走行時間が短いので、セッティングの方向が決まりません。予選に全てを託す方向で微調整して午前中は終了。
 ランチ、コース見学とまったりすごし夕方5時から予選です。やはり30分前ぐらいから並び始めます。同じく並んだGTAはもうすっかりPAUに慣れ親しんだ顔。ヤポネのGTAとしてパドックでも人気者です。着けたばかりのシートの微調整やタイヤの空気圧の調整等してコースへ。慣れて来たのか朝の走行とは若干違います。それでもタイムには出て来ません。
 2回の赤旗ストップの後、1分52秒台まで縮めて予選終了。グリッドは44台中34位とふるいません。初めてのコースな上にセッティングもままならなかったので、仕方ないところ。明日の決勝に備えてジェッティングやタイヤの前後を換えるなど荒技を施し明日の決勝日へ。明日朝のウォーミングアップランで様子を見て、さらなるタイムアップを目指します。本日はこれで終了。
 
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