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ARcup 2009 は、ARcup 2008と同じく「ARcup 2008 規則書」に従って開催されます。
ARcup 2009 に参加する方は「ARcup 2008 規則書」を熟読した上で参加してください。
なお、S.C.C.J.インタークラブヒストリックカーレース事務局、ならびにARcup事務局の判断により、シリーズ途中であっても規則を改定することがあります。その際はこのHP、もしくはARcup blogにおいて改定内容をお知らせします。

SCCJ Inter Club ARcup 2008 の規則書ならびにS.C.C.J.インタークラブヒストリックカーレース規則書は、S.C.C.J.インタークラブレース事務局にて無料配布しています。
詳しくはS.C.C.J.インタークラブレース事務局にお問い合わせください。
PDF PDFファイルをダウンロードされる方は右のアイコンからどうぞ。
2008年 AR-CUP規則書 - Sporting and Technical Regulations for Alfa Romeo Cup 2008 -
3.参加車輌の改造範囲
3-1.エンジン
エンジンおよび補機は、以下に示す項目を除き改造してはならない。
3-1.1 排気量
下記規定に従えば排気量の変更が認められる。
ただし、参加申込時に変更後の現状実排気量を明記すること。
3-1.2 エンジンブロック
気筒数の変更は認められないが、AR-CUPに参加できる車種が搭載していたオリジナル・ブロックに限り異なる排気量ブロックへの交換は認められる。
3-1.3 ピストンおよびピストンリング
ピストンリングの交換は、本数が変化しない場合のみ認められる。
ピストン、コンロッドの交換、変更は認められる。
3-1.4 シリンダーヘッド
バルブ数の変更を伴わない同形式のヘッドへの交換は認められる。
ただし、1600GTA・1300GTA用のツインプラグヘッドへの交換は認められない。
ポート研摩、面研摩などのヘッド加工は認められる。
3-1.5 カムシャフト/バルブ/バルブスプリング
自由。
ただし、ARcupに参加できる車種に用いられているオリジナルを使用することが望ましい。
3-1.6 フライホイール
自由。
3-1.7 潤滑系統
潤滑系統の追加、変更は認められない。
ただし、オイルクーラーの追加、およびそのための最小限の車体改造は許される。
3-1.8 冷却系統
自由。
3-1.9 吸気系統
吸気装置については、AR-CUPに参加できる車種が装備する吸気装置と同一メーカー、同一形式のものであれば、口径を含めて変更が認められる。
エアクリーナーの交換、取り外しは自由。ただし、エアクリーナーを変更した場合、コース上へのオイル流出を防止するための装置を備えること。
3-1.10 排気系統
排気系統の変更は著しい騒音とならない場合のみ認められる。
3-1.11 点火系統
点火プラグの数の変更は認められない。
ただし、ツインプラグエンジンからシングルプラグエンジンへの換装は認められる。
上記以外の変更、追加は認められる。
3-1.12 クランクシャフト
AR-CUPに参加できる車種に用いられているオリジナルのクランクシャフトを用いることが望ましい。
3-2.パワートレイン、シャシーおよびサスペンション
以下の項目を除き改造してはならない。
3-2.1 クラッチおよびギアボックス
ギアボックスは、ARcupに参加できる車種が搭載するオリジナルのミッションケースを使用すること。オリジナルケースを使用していれば、クラッチ交換、ギア比の変更は認められる。
ただし、クラッチおよびギアボックスとも、ARcupに参加できる車種が装備していたオリジナルを用いることが望ましい。
3-2.2 最終減速装置と差動装置
最終減速装置はAR-CUPに参加できる車種が搭載するオリジナルのデフケースを使用すること。
オリジナルケースを使用していれば、デフギアの交換、ギア比の変更および差動装置の追加は認められる。
ただし、AR-CUPに参加できる車種が装備していたオリジナルを用いることが望ましい。
3-2.3 ホイール
ホイールスペーサーを含め自由。
ただし、ホイール径の変更は1インチ以内とし、リム幅の変更は走行状態でフェンダー内に収まるものであること。
3-2.4 タイヤ
一般市販タイヤであれば使用が認められる。
ただし、タイヤは走行状態でフェンダー内に収まるものであること。
レーシングスリックタイヤ、カットスリックタイヤの使用は認められない。
3-2.5 ショックアブソーバー
自由。ただし、取付位置の変更は認められない。
3-2.6 スプリング
自由。ただし、スプリング形式および取付位置の変更は認められない。
3-2.7 サスペンションの要素
改造車検車であっても形式の変更は認められない。
サスペンション・アーム類は、AR-CUPに参加できる車種が生産時に使用しているオリジナルもしくはそのリプロダクションを使用すること。
スタビライザーおよびストラットバーの追加、変更は認められる。
3-2.8 ブレーキ
AR-CUPに参加できる車種が搭載するブレーキ形式への変更は認められる。
同一外径寸法以下であり、かつソリッドディスクである場合に限り、ローターの交換は認められる。
キャリパー、パッド(シュー)、ホースの変更は認められる。
倍力装置は取外しを含め変更が認められる。
3-2.9 駐車ブレーキ
駐車ブレーキは正常に動作すること。
3-2.10 ステアリングホイール
安全性、操作性を向上させる目的の場合、十分な強度を有するものであれば交換が認められる。
3-2.11ペダル類
安全性、操作性を向上させる目的の場合、交換は認められる。
3-3.ボディ
以下の項目を除き改造してはならない。
3-3.1 外観、形状
ウイング、スポイラー、オーバーフェンダー等の取付は許されない。ただし、製造者により当初から取り付けられていた場合は許される。
ボンネット、トランクリッドは、形状主要構成要素を変えない限り合成樹脂、又は軽金属部品への交換が認められる。
ただし、これらの部品は十分な強度を有し走行中に開かないようにすること。
3-3.2 バンパー、バンパーステー
材質変更、取り外しとも自由とする。
3-3.3 モール類
自由。
3-3.4 座席
運転姿勢を改善する目的での座席交換は許される。
後部座席、助手席の取り外しは許される。
3-3.5 バックミラー
変更は自由。
3-3.6 窓ガラス
フロントウインドーシールドを除く他の窓ガラスを透明な他の材質のものに変更することは許される。
3-3.7 ダッシュボード
ダッシュボードの変更および交換は許されるが、取り外しは許されない。
3-3.8 補助的付加物
補助的付加物(マッドガード、アンダーガード、ストーンガード、室内照明、ラジオ、エアコン、ヒーター等)の取付、もしくは取外しは許される。
3-4.電装品および補機
以下の項目を除き改造してはならない。
3-4.1 電気系統
装着ブラケットを含み電子点火部品の追加や変更、および発電機の取外しは許される。
3-4.2 バッテリー
バッテリーの変更は許される。